Yok Osaka

大阪市立大学建築学科 横山俊祐研究室の雑記です。研究室での現在の活動の様子について報告を逐次行っていきます。

2012年10月4日木曜日

#106 あーあれな、豪水な。






では、約束の期限が過ぎているということもあるので、さっそく人生初ブログやっていきたいと思います。

9月の初めにワークショップ行ってきました。
シャレットワークショップといって年にちょこちょこやってはります。
市大からは僕とこーすけと都市計画の中井さんが参加しました。
今年は建築学会が名古屋で開かれるということで、場所は三重県松阪市。
まぁーなんといっても松阪牛ですよね。あとは・・・なんやろ?
って感じでした。w 
電車に揺られて1時間ちょっと。はい、到着!


んー何か思ってたんとちがう。(笑) 地元で見慣れた感じ。

そして、いよいよワークショップスタートしました。まず適当に振り分けられたグループでまち歩き。
寺社地、駅前商店街、武家地、松阪城跡、町人地の順に市内を一周。
その後現状の松阪市の印象を各グループまとめて発表。もうあっという間でした。
初日ということで夜は仲を深めるための飲み会。

みんなどこに座ったらいいかわからず。

とりあえずみんな着席完了。

このあとは、食べつつ飲みつつ自己紹介しつつ。最後の方は、わちゃわちゃ。
誰かが輪になって飲もうとか言い出すし。ホセ(中井さん)はたまねぎでいじられるし、ケン・ワタナベはいるし(笑)。


こんな感じで一日目は終了。



で、二日目です。
講師陣が「事前学習してきてるとはおもうけど・・・」の入りからのレクチャー。
聞かせていただきました。いやー、すべてが新しかった。こーすけも同じ気持ちだったはず。(笑)

気づけば話はメインのグループ分けの話に。


そこそこ長い協議の末、担当が決定。ホセは駅前。私は町人地。こーすけは武家地。


ここからはそれぞれのグループ行動になっていきました。
他のグループはわからないので、私のグループの話をしときます。

その日の夜は簡単なコンセプトと提案内容について。
基本的には「長谷川邸という重要文化財をどう活用するか」というのがテーマ。
でも、「長谷川邸自体はあんまりいじんなよ!」と市の職員。まぁー重要文化財ですもんね。
これを見ればみんな納得してもらえるはず。


この地域の町家は間口が5間。長谷川邸は2軒分の10間。

案内人はこの家の持ち主。
庭にこんな池があります。

こんな鳥居まであります。


よって、めちゃ広い庭を地域に開放し新たな建物も提案する、長谷川邸は使い方とかソフト面を提案することに。
みんな徹夜を避けたい一心でした。
時計は深夜2時に。



はい、就寝。二日目終了。



ふー、三日目です。
朝から昨日の作業のつづき。昼には講師陣のエスキスチェック。あれやこれや言われました。




どことなくピリピリしたムードの中でまとめのパワポづくり。
なんせ、この日は中間発表ですから。市長も市民も普通にいますからね。
 その様子がこちら。


結構市民の人って来るんやなーってのが率直な感想です。


ここまでくればワークショップも折り返し地点通過といった感じ。
この辺から焦りだすんですよね。(笑)


夜にもエスキスチェックが入り、うちの班は「このままガンガンやっちゃいなよ」という指示が。
荒れることなくチェックが終わってほんまに良かった。

この日も当然作業は夜中まで。気づけば時計は午前4時。
完徹はやめよってことで就寝。三日目終了。



はぁー、四日目。
もう24時間後には最終発表のこの日。迷ってる暇はもうないので、シートつくったり、模型つくったり。
一方、講師陣によるエスキスチェックは減るどころか増えていくから、もぉー大変。
何か言われても無理ですから!もう全力ですから!

夜になって急に市長が訪問。その場にいた学生はたまたまうちの班だけ。
「会議が長引いてしまって。ここは町人地の担当ですね。この長谷川邸は本当に話が進んでいなくて。(笑)
ですから、今回いい提案を期待していますよ。」と市長。

まさかの告白に笑ってるのは大人だけ。


いらんプレッシャーを受けて、建築学生御用達のドーピング。
そう、レッドブル。
そして、同じ班の明治大の加藤君によればまだワンランク上があるそうで。
ポカリのレッドブル割り。その名も豪水!


 豪水を生成する山口大の小山君。


 その後うちの班の加藤君と阿久津君も含め、計3人が命を削りました。



命を削るもヒートカッターの組み立てに1時間かけた阿久津君。

僕は残りの時間は只管長谷川邸の模型作りをしてました。(笑)
みんなのおかげで、シート・模型・パワポともに何とか間に合ってよかった。
中には最後の最後までドタバタしてる班もあったけど・・・ホセの班のように。


なんやかんやしてるうちに市民の方々が来場され、松阪景観まちづくりシンポジウムが開始。


まずは市長の話から始まりました。



なにしてんすか、宮本さん。(B3で27歳。元IT企業の営業マン。)

裏ではみんなこんな感じでした。(こーすけ、いつの間に撮ってたん?) 


 学生のプレゼンが始まったところ。


プレゼンの持ち時間は8分。寝不足と緊張であんまり良く覚えてないけど、感想としては一瞬でした。
テレビのカメラがあったり新聞社の人がいたり、あんな場面は初めてでした。
とても貴重な経験ができたと思っています。
とにかく5日間楽しかった。




ついでに、学会期間中に行われた打ち上げにて。


明治大の講師の泉山塁さん(るいるい)とB3宮本さんの会談。立場は違えど同い年。
以下、ケン・ワタナベの歌舞伎。



 [さとし]

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